社会医療法人の認定を取得いたしました

　このたび、２０２３年8月１日より念願の社会医療法人となることが決まりました。
おおさかグローバル整形外科病院での時間外等加算割合（時間外の救急搬送やウォークイン）が基準をクリアし、社会医療法人制度における認定要件の中の救急医療での認定となりました。
おおさかグローバル整形外科病院は、整形外科専門病院としてのハード面ソフト面で地域の整形外科救急医療に貢献し、特に日祝日・年末年始には、老若男女問わず、多くの患者さんが受診されています。引き続き、できる限り整形外科救急に対応してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
はじまりは２０１１年、特定医療法人の認可を受けたときにさかのぼります。さらに言えば１９９８年、私が理事長に就任した際に、懇意にするコンサルタントの方から、『今後、医療法人として個人商店を目指すのか、企業を目指すのか』と聞かれ、私は迷いなく『企業を目指します』と答えました。
　特定医療法人になったときに、持ち分を放棄し、役員の同族割合を3分の1以下とし、外部評議員半数を含む評議委員会を設置するなどし、より公益性の高い医療法人、組織に近づきました。諸事情により２０１８年に特定医療法人を返上しましたが、２０１９年には医療法人における法定監査の基準を満たしていたことで、会計監査人による監査も経験することになりました。そのため時間外等加算割合以外は要件を満たしており、比較的スムースに社会医療法人化に向けての準備が整いました。
時間外等加算割合の基準クリアに関しては、おおさかグローバル整形外科病院の院長や事務部長はじめ職員の方々、その他本部や他施設にも尽力していただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。
　今後はより公益性の高い法人としてこれまで以上に地域医療に貢献してまいりますので、なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

令和5年8月1日　　　　　　　　　　　
社会医療法人 清翠会　理事長　牧 恭彦