スポーツ整形の紹介
一般の整形外科では「痛みがあるのなら練習を休みましょう」と言われますが、スポーツ整形外科は「できるだけ練習しながら治しましょう」を第一に考えます。やむを得ず練習を休む場合、出来る事と、出来ない事を明確に指導しています。当院ではあらゆる疾患に対して最新の診断方法で正しく診断することを心がけ、リハビリでは理学療法士がアスレティックリハビリテーション(種目特性を考えたスポーツ外傷・障害の治療や予防も含めた動作指導)を行い、最短・最良・再受傷しないスポーツ復帰を目指します。スポーツ整形外科専門医とリハビリスタッフが密な連携を図り、充実した医療を提供しています。
スポーツ整形の医師紹介
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関節鏡(膝・足)【スポーツ整形外科センター長】杉本 武スポーツ整形 整形外科続きを読む
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関節外科(肩・膝)【関節外科部長】三宅 孝宏肩関節外科 膝関節外科 スポーツ整形 整形外科続きを読む
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整形一般板野 佑生スポーツ整形 整形外科続きを読む
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関節鏡(足) ※非常勤医師山田 由佳スポーツ整形 整形外科続きを読む
主な症状と治療
前十字靭帯損傷・断裂
大腿骨と脛骨をつないでいる強力な靭帯で大腿骨に対する脛骨の前方移動と回旋方向へ動きすぎないような制御をします。
軟骨や半月板の損傷を併発する可能性が高く、手術をした場合はスポーツ復帰まで半年から1年かかる場合があります。
手術について
当院では、大腿屈筋群の半腱様筋腱(場合により薄筋腱併用)を用いた靱帯再建を行います(ST再建)。競技種目等を考慮し、骨付き膝蓋腱を用いる場合もあります(BTB再建)。術後1週間から部分荷重開始で入院期間は7日~10日間です。
半月板損傷
半月板は、膝関節への衝撃吸収は安定性の向上の役割をし、損傷すると膝の曲げ伸ばしの際に引っかかったり動かなくなったりします。
手術について
関節鏡による縫合術または切除術を施行します。
可能な限り縫合することにより半月板を残す方針で治療を行っています。
入院期間は、2日間からとなります。
その他の対象疾患
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スポーツ整形の手術実績
2023年実績 | 合計 |
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半月板再建・縫合術 | 159 |
膝前十字靭帯再建術 | 77 |
膝関節鏡視下手術(その他) | 72 |
足関節鏡視下手術 | 22 |
ア キ レ ス 腱 縫 合 術 | 31 |