2021.02.22
肩関節外科
鏡視下上方関節包再建(ASCR)【肩関節外科】
ASCR(鏡視下上方関節包再建)
腱板が肩甲骨関節窩(Gleloid)まで退縮した広範囲断裂に対して、修復が不可能な時、大腿筋膜を採取して移植腱(Graft)を作成して、これを腱板のかわりとして使用する手術。
適応:50、60代で、リバース人工肩関節の適応外の患者。
70代以上でも農作業など、力仕事を行っている。
ASCRの術後リハビリ
2週 完全固定 肘以遠の運動
2週~屈曲80度まで 外旋20度まで
4週~屈曲100度まで 外旋40度まで
6週~屈曲120度まで 外旋60度まで 介助自動運動開始
7週~屈曲 外旋フリー 外転も開始 自動運動開始