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疾患情報

2023.07.08 脊椎外科

腰椎の形としくみ【脊椎外科】

脊柱(せきちゅう)は一般的には背骨と言い頚椎から尾てい骨までつながっていて、人間にとって身体を支え運動性を司り、神経を保護する役割を持っています。特に腰椎(腰骨)は重い上半身を支え、前後・左右へ大きく曲がり、身体の捻り(回旋)など柔軟性を持ち日常動作や運動に役立っています。反面、腰椎の病気の頻度が高くなる原因となり整形外科で扱う病気のなかでは最も一般的です。
腰椎は5個(4個または6個の場合もある)の椎骨よりなり、一番下は骨盤の一部である仙骨に連結されています。腰椎は前方に向かって凸にカーブを描き人間が立ったり歩いたりする時の姿勢を保つのに必要な形です。
背骨の一個一個は前方の椎体(ついたい)、後方の椎弓(ついきゅう)と棘突起(きょくとっき)、前方と後方をつなぐ椎弓根(ついきゅうこん)からなります。椎体は椎間板(ついかんばん)と靭帯によりずれないように連結されています。背中の中心に沿って触れる骨が棘突起で、棘間靭帯やその他の靭帯により椎骨の後方部分がつなげられています。前方部分と後方部分との間に脊柱管(せきちゅうかん)があり、脊髄神経が通ります。

椎間板は上下の椎体をつなぐもので、適度な可動性を持ち、体を支え荷重など衝撃を和らげる役目を担っています。椎間板は二層構造になっており、中央部にある髄核とよばれるゼリー状の軟骨組織と、その周りをドーナツ型に囲む線維輪と呼ばれる線維軟骨組織からなっています。ちょうどお菓子の最中(もなか)の中の餡が髄核で、外の殻が線維輪というイメージです。椎間板は年齢とともに変性する運命にあり、変性が早く進んだり、傷がつくことにより、腰痛や下肢の痛み(坐骨神経痛)を起こすようになります。

脊椎センター:脊椎センター
脊椎ドック:脊椎ドック
腰部脊柱管狭窄症:腰部脊柱管狭窄症
椎間板ヘルニア:椎間板ヘルニア
骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折:骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折
腰椎分離症:腰椎分離症
腰椎すべり症:腰椎すべり症
頸椎後縦靭帯骨化症:頸椎後縦靭帯骨化症
胸椎黄色靭帯骨化症:胸椎黄色靭帯骨化症

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