2020.07.21
脊椎外科
O-arm®(オーアーム)ナビゲーションを利用した手術【脊椎外科】
当院では脊椎手術に最先端のナビゲーションシステムを導入しています。それはO-arm®(オーアーム)という最先端の移動式の手術機器で、術中に立体的な脊椎の3D-CT画像が作成でき、日本では2020年現在、約80台しか稼働していません。アルファベットの”O”の特徴的な形をしていて、高さが2mほどの大きさです。
(図:O-arm外観の写真)
精度は1mm以内で安全にスクリュー挿入が可能です。
脊椎手術では金属インプラントを用いて変形した脊柱を矯正することがあり、術中に金属インプラントを適切な位置に安全に挿入する必要があります。O-arm®(オーアーム)のナビゲーションシステムでは、立体的な高精度の脊椎3D-CT画像とともに、手術中の金属インプラントの現在地を同時に示すことが可能で、それによって金属インプラントを正確に安全に挿入できます。
(図:ナビゲーション画面)