2020.07.21
手外科・外傷
橈骨遠位端骨折【手外科・外傷】
• 好発年齢:
50ー70歳(比較的活動性が高い年代)
70歳以上での発生率は上昇しない
⇔80歳以上で発生率が急上昇する大腿骨近位部骨折、 上腕骨近位端骨折と対照的
1970年代まで:ギプス治療
1980年以降:鋼線を用いた経皮的ピンニング
リハビリがすぐにできず、関節拘縮(関節の動きが悪い)が散見された
掌側ロッキングプレートの開発が進み、早期リハビリが可能となり成績が向上しました。
ロッキングプレートで固定されすぐにリハビリ開始
矢印のところで靱帯損傷(舟状骨月状骨間靱帯)があり関節鏡で修復