2024.03.29
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特定行為研修修了看護師が活動を開始します
令和6年4月1日より特定行為研修修了看護師の活動を開始します。
厚生労働省により『医師の働き方改革』が同日より開始され、医師の労働時間が制限されます。
そのため、業務の見直しや他の医療職種とのタスクシフト・シェアをしていくことが求められています。
その中で「特定行為に係る研修制度」を修了した看護師が一部の診療補助行為を行うという制度が始まっています。
「特定行為」とは、実践的な理解力、思考力および判断力、高度かつ専門的な知識・技能が特に必要とされるものとして
定められた行為です。
当院でも麻酔科医師のタスクシフト・シェアができるように「術中麻酔領域」の特定行為を実施できる看護師を
育成することとなり、その研修を行いました。
特定行為研修修了看護師が医師の指示のもと、予め作成した手順書に従い、より難易度の高い一定の診療補助行為を行います。
その内容は、手術を受けられる患者さんの「術中麻酔管理領域」における呼吸管理、輸液の補正等となります。
患者さんが安全に手術を受けて頂くことができるよう、今後も日々勉強しながら実施します。
看護師の特定行為へのご理解とご協力をお願いいたします。