2024.03.01
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骨粗鬆症の検査について
以前にも紹介しました、骨粗鬆症の検査(デキサ)をあらためて紹介いたします。
骨粗鬆症とは、骨の量が減り、骨が弱くなり骨折しやすくなる病気です。
転ぶなどのちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。
骨折の多い部位は、背骨(脊椎圧迫骨折)、手首(橈骨遠位端骨折)、太もも付け根(大腿骨頚部骨折)などです。
骨は生きています。新らしく作られる事(骨形成)と溶かして壊される事(骨吸収)を繰り返しています。
骨粗鬆症は、このバランスが崩れることでおこり骨がスカスカになります。
また、骨粗鬆症は圧倒的に女性、特に閉経後の女性に多くみられ、女性ホルモンの減少や老化と関わりが深いと考えられています。
そして骨折には、骨の「量」だけではなく「質」が関わっています。
一般的に骨の強度には骨密度が70%、骨質が30%程度関与すると言われています。
当院の骨密度装置(東洋メディッック社 米国Horizon)には、TBS-iNsight(海綿骨構造指標ソフトウェア)と言う
骨質を解析するソフトウェアが組み込まれています。
骨質のために別に検査をする必要はなく、骨密度測定のデータを使用して評価できるものです。
ご自身の骨の状態を知るため、定期的に骨密度検査を受けることをお勧めします。
当院で骨密度検査をご希望される際は診察時にご相談ください。
ぜひ、骨密度+骨質検査を!⇒ TBS