令和5年12月5日、当院で第10回健康教室が開催されました。

雨予報であったため残念ながら参加を見送られる方もいらっしゃいましたが、22名の方々にご参加いただきました。中にはご夫婦や親子・ご友人と一緒に参加してくださった方、また、毎回参加してくださっている方もいらっしゃいました。

今回のテーマは『高齢者、認知症になる、そして認知症高齢者が入院するということ』で、認知症看護認定看護師である牧病院の辰己 雅子 氏が講演してくださいました。高齢化率など高齢者についての説明から始まり、時に質問形式で認知症について伝えて頂きました。今後だれもが認知症になる可能性があるため、自宅内の物の配置に配慮することや、ガスコンロをIHクッキングヒーターや電気ケトルに変更するなど日常生活で起こり得るリスクに備えることが大事であると仰っていました。

講義終了後、参加されていた方々が認知症に備えて行っている取り組みについてお話をされていて、このようなお話から今回参加できなかった地域の方々や身近な方へ伝わっていけば良いなと感じました。

今後もより多くの地域の方々にお力添えできるよう、健康教室を通じて健康に関する様々な情報を発信して参ります。