リハビリテーション科の紹介
リハビリ専門家が患者さんの生活環境に寄り添い、仕事復帰、スポーツ復帰など、個別性を重視した目標が達成できるよう、医師や看護師など他のスタッフとチームを組み、身体機能の回復を目指します。また、地域講習会、スポーツトレーナー活動など院外にも積極的に出向き、健康寿命の向上、安心安全なスポーツ活動が送れるようサポートを行います。
リハビリテーション科の概要
リハビリテーション科の基本方針
- 院内でのチームアプローチを含め、地域と連携をとりながら早期在宅復帰、社会参加へのサポートをします。
- 発症もしくは受傷直後よりチームで、安全に配慮した質の高い急性期リハビリテーションを提供します。
- 早期より日常生活に必要な機能を獲得するため、個別の計画に基づいたリハビリテーションを提供します。
スタッフ
経験豊富、充実したスタッフによる質の高いリハビリテーションを実施します。
入院、外来、スポーツとチーム編成し専門的な知識・技術を提供します。
理学療法士(PT) | 38名 |
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リハビリ事務 | 3名 |
リハビリ助手 | 5名 |
リハビリ室
一面ガラス張りでベランダに出てのリハビリも行っています。
全身が見れる鏡もあるのでフォームチェックも可能です。
物理療法機器
最新の医療機器を多数取り揃えています。
入院リハビリテーション
当院では手術直後よりリハビリスタッフが介入することで早期より安全な運動が可能となっています。また、主治医や病棟スタッフと患者様の病態を共有しながら医療チームとして早期の在宅復帰・社会復帰を目指しています。
01: [入院:必要に応じて手術前介入]
- 術前評価
- 院内生活動作訓練
02:[手術:症例により手術見学]
03:[リハビリ:術後翌日からの早期介入]
- 40分程度
- 担当制
- 早期離床
- 看護部と連携した生活動作の早期獲得
04:[カンファレンス:充実のカンファレンス ]
- 医師(術前/術後)
- 病棟(週1回)
- リハ科(週1回)
- 退院調整(週1回)
05:[自宅退院 / 転院・転所 :退院に向けて]
- 退院前カンファレンス
- 在宅評価
- リハビリ継続(外来・訪問リハ・自主トレ指導・デイケア)
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1.目標に応じたリハビリ介入
必要に応じて術前より介入し術後翌日からリハビリ介入を行います。
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2.病棟と連携してサポート
早期よりベッド以外での活動をしていけるように病棟スタッフとの連携を行います。
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3.リハビリ時間以外の自主トレーニングの充実
入院中にリハビリ時間以外でも運動ができるように自主トレーニング方法の指導を積極的に行っています。入院中に自主トレーニングが定着することで退院後の運動の維持に繋げます。
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4.退院後のサポート
当院外来リハビリ継続の場合には入院中より外来スタッフによるリハビリを受ける事で自宅退院後の外来介入をスムーズに行えます。
他院での外来リハビリも紹介しています。無理なく継続できる環境を提供しています。
外来リハビリテーション
手術後のフォローに加え、怪我により日常生活やスポーツが満足に行えない方に対し、理学療法を提供しています。全ての整形外科疾患に対応しており、子供からお年寄りの方まで、幅広い年齢層の患者様が利用されています。
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1.主治医との連携
医師の診察時、理学療法のオーダーが出されると理学療法が開始されます。身体の状態について医師と共有し、必要に応じて診察にも同席いたします。患者様・医師・理学療法士が一丸となり、症状の改善に取り組みます。
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2.スタッフ間での情報共有
担当者を含め、様々なスタッフが介入し、チームとして介入するよう心掛けています。担当以外のスタッフも関わることで、幅広い視点からアプローチいたします。
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3.自主練習の定着化
患者様自らで運動に取り組めるよう、症状に合わせたメニューを作成し、指導しています。また再発予防を目的とした動作指導に関しても、自主練習と合わせて指導しております。
スポーツリハビリテーション
各競技、チームに帯同している経験豊富なスタッフが在籍しています。
トレーナー活動
院外活動として、社会人・大学・高校の部活動にスポーツ部にトレーナーとして出向いています。各競技・チームに滞在している経験豊富なスタッフが多数在籍しています。
トレーナー活動
- ミキハウス硬式野球部
- 大阪工業大学硬式野球部
- 兵庫医科大学アメリカンフットボール部
- 大阪桐蔭高校硬式野球部
- 福井工大福井高校硬式野球部
- 芦屋高校硬式野球部
- 大阪国際大学女子バスケットボール部