年齢階級別退院患者数

年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	-	-	-	15	31	59	90	173	274	129

令和２年度に入院された患者を10歳刻みの年代別に集計したものです。全体の60歳代の占める割合は約11.％、70歳代は約22.1％、80歳代は約35.1％、90歳代は約16.5％になり、約73.8％以上の患者が70歳以上ということがわかります。高齢化が年々加速していく社会情勢から、今後も割合が増加していくものと考えられます。

※年齢は入院した時点での年齢で集計し、10未満の数値の場合は-（ハイフン）で表示しています

診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２なし	72	34.81	20.51	25％	86.82
050130xx9900xx	心不全手術なし手術・処置等１なし手術・処置等２なし	68	36.13	17.23	10.29％	84.21
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	68	3.06	2.66	0％	67.91
030250xx991xxx	睡眠時無呼吸手術なし手術・処置等１あり	19	2.0	2.04	0%	59.37
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症手術なし	16	25.69	13.00	18.75	84.56

当院の内科系で、入院患者数の多い疾患を示した指標です。
最も患者数の多い疾患は、誤嚥性肺炎で72名、２番目に多い疾患は、心不全で68名、３番目に多い疾患は、大腸ポリープなどで68名です。尚、平均年齢が高いために在院日数が全国平均と比べると長くなる傾向があります。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	19	6	4.86	0％	62.58
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	10	2.9	2.66	0%	61.4
060102xx99xxxx	穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患手術なし	10	9.3	7.74	0%	57.1
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当院の外科系で、入院患者数の多い疾患を示した指標です。
最も患者数の多い疾患は、鼡径ヘルニアで19名、２番目に多い疾患は、小腸大腸の良性疾患で10名、３番目に多い疾患は、穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患で10名となっています。

初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

	初発					再発	病期分類基準（※）	版数
	Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明	再発	病期分類基準（※）	版数
胃癌	-	-	-	-	-	-	1	8
大腸癌	-	-	-	-	-	-	1	8
乳癌	-	-	-	-	-	-	1	8
肺癌	-	-	-	-	-	-	1	8
肝癌	-	-	-	-	-	-	1	8

※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約

５大癌（胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌）について患者数を集計した指標です。
UICC病期分類に基づき、T：原発腫瘍の大きさや広がり、N：所属リンパ節転移の有無と広がり、M：遠隔転移の有無により、stageⅠからⅣに分類しています。件数は10未満の数値の場合は-（ハイフン）で表示をする事になっているため記載しておりませんが当院では胃癌・大腸がんの患者を診療しており、初発ではstageⅠとⅡが約50％、stageⅢとⅣで約50％を占めています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	6	48
中等症	-	45.67	81
重症	-	81	86
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

成人の市中肺炎について、重症度別に患者数・平均在院日数・平均年齢を集計した指標です。
重症度はA-DROPスコアを用い、軽症～超重症の4段階で表記しております。

件数は10未満の数値の場合は-（ハイフン）で表示をする事になっているため記載しておりませんが当院では中等症の患者が最も多く、平均年齢は81歳で高齢であるため平均在院日数も45.6７日となっています。

脳梗塞の患者数等

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	-	-	-	-
その他	-	-	-	-

診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで)

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満）	56	1.05	1.09	0％	68.68
K7212	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル以上）	13	1.31	1.00	0％	65.31
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。）	10	8.9	14.4	40.0％	81.00
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消化器内科が行う主な手術として、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く。在宅施設からの依頼として胃瘻造設術も多く共に内視鏡を用いて行う手術が上位となりました。
又、症例数が１０件未満のために記載はしておりませんが、消化器系疾患において内視鏡下止血術なども行っております。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	10	0.3	4.1	0％	59.20
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	10	0.4	5.6	0％	63.50
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外科は主に消化器外科疾患に対して行う手術が上位に並びました。腹腔鏡下による鼡径ヘルニア手術、胆嚢摘出術があげられます。

その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	-	-
180010	敗血症	同一	-	0.13
180010	敗血症	異なる	-	0.26
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	-	0.38
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	0.13

当院でのDIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率について、入院契機の傷病名と同一の場合、異なる場合に分けて症例数と発生率を集計した指標です。症例数は10未満の数値の場合は-（ハイフン）で表示をする事になっているため記載しておりません。

・DIC（播種性血管内凝固症候群）は、小さな血栓が全身の血管のあちこちにできて、細い血管を詰まらせる病気です。
・敗血症は、菌血症やほかの感染症に対する重篤な全身性の反応に加え、体の重要な器官（臓器）の機能不全が起こる病態です。
・手術・処置等の合併症の内訳としましては、手術後の吻合部の狭窄やステント挿入後の拡張部の狭窄、中心静脈カテーテル感染などがあげられます

更新履歴

2021/09/24

令和２年度 清翠会 牧病院 病院指標

令和２年度清翠会　牧病院病院指標