健康な余生を過ごすための健康づくりと疾病の予防、機能の回復への取組み
概要
「何らかの症状」が出てから私たちは病院に行きます。これは「病気の治療」です。しかし、近年注目されている医療に「予防医療」があります。健康な余生を過ごすための健康づくりと疾病の予防、機能の回復への取組みを総称して「予防医療」と呼びます。
牧病院は以前から予防医療に取り組んできました。私たちの理念にあるように、「一人ひとりの幸せな人生を支えるために」お一人おひとりの健康な人生のためにお役に立ちたいという思いから、予防健診科を新設しました。世界の中でも日本の平均寿命が長いことはみなさんご存知の通りです。しかし、最近の考え方は平均寿命よりも健康で生活できる時間「健康寿命」をいかに延ばすかが重要視されています。健康寿命が伸びると、私たちの人生はより豊かになります。そこで注目されている医療が「予防医療」です。
最近の予防医療では、一歩前進し「一次予防」
健康診断・がん検診・人間ドックは生活習慣病やがんを早期発見し早期治療をする「二次予防」がよく知られています。最近の予防医療では、一歩前進し「一次予防」すなわち、病気になる前、健康リスクが高くなる前に予防し、長く健康で過ごしていくことが最も重要と考えます。一次予防は年齢の高い人や病気を持つ人だけでなく健康な人にとってもメリットがあります。健康診断・がん検診・人間ドックを受診された後も、いつまでも元気で豊かな人生を送るために、生活習慣を見直していただきたい。そして、健康的な生活を送りながら、定期的に健康診断・人間ドックによる体のチェックを続けていただきたい。当院の予防健診科の担当者は、医療資格(診療放射線技師)があり豊富な医療情報を持っています。